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不規則な生活をしている人ほど不眠症になるリスクも高いと言われています。そこで、不眠症と生活スタイルの関係について調べていきましょう。

生活スタイルの乱れとは、バランスの良い食事と適度な運動、早寝早起きといった規則正しい生活ができていないことをいいます。特に起床・就寝は不眠症と大きな関係があるといわれています。人の脳や心臓などにはそれぞれ体内時計というものがあり、通常ですと毎日決まった時間に睡眠を取るので、それが１日のエネルギーとなります。ですがこれがバラバラになってしまうと、エネルギー供給の割合がそれぞれ異なってしまい、生活に悪影響を及ぼす結果となってしまうといわれています。さらにこの生活を続けてしまうと、ますます調整が取りにくくなってしまい不眠の原因にもつながってしまいます。なので、１日の睡眠時間を必ず最低でも5～6時間以上は確保する生活を送りましょう。

仕事の都合などで平日はあまり休めないので、休日に多く睡眠を取る方も多いかと思います。実はこれも逆に症状が悪化してしまう傾向に向かっており、不眠症になってしまう原因の一つです。その理由として、確かにその日に取れなかった睡眠時間を別の日で補うという考えも理解できます。だからといって休みの日にお昼前後まで寝てしまうと、それで体内時計が狂い始めてしまい生活に悪影響を起こすきっかけとなってしまいます。休日に多く寝るのが大切なのではなく、毎日の睡眠時間を一定以上保つことが重要なのです。

この生活スタイルと不眠症の関係については、私たち一般人にはあまり知られていないことかも知れません。ですが自分のライフスタイルをもう一度見直すことが、不眠症を回避・改善するための第１歩につながっていくのではないでしょうか。